キューシートとは、ライブショーのすべての技術アクション — 照明、音響、映像、転換 — を、番号・トリガー・担当者付きで並べた一覧です。進行表(ラン・オブ・ショー)が観客の体験する流れを語るのに対し、キューシートはそれを実現するためにクルーが実行する内容を語ります。
このガイドでは、キューシートに載せるべきもの、コピーして使えるフォーマット、そして本番中にシートが時計と出会う場所を扱います — ほとんどのキューは、突き詰めればタイミングの話だからです。
キューシートに載せるもの
各行はひとつのアクションで、オペレーターに必要なすべてを載せます。
キューごとに:
- キュー番号 — インカムの共通言語。順番に呼ばれ、本番中に番号を振り直すことはありません。
- トリガー — スタンバイとゴーの条件。セリフ、時刻、セグメントの終了。
- アクション — 正確に何が起きるか。どのフェーダーか、どのファイルか、どのプリセットか。
- 担当 — 誰が実行するか。音響、照明、映像、舞台。
- メモ — 起こりうるトラブルと、そのときの対処。
キューシートのテンプレート
たいていのショーをカバーする列構成:
| キュー | トリガー | アクション | 担当 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| Q1 | 開場 08:30 | 入場BGM+ロビーのカウントダウン | 音響 / FOH | Q2スタンバイまでループ |
| Q2 | 司会が演台へ | マイクオン、入場BGMフェード | 音響 | 08:58にスタンバイ |
| Q3 | 司会「…基調講演をお迎えします」 | 基調講演スライドをプログラムへ、ステージウォッシュアップ | 映像 / 照明 | コンフィデンスタイマー開始 |
| Q4 | 基調講演タイマー残り3:00 | スピーカーに見えるラップアップ警告 | ショーコーラー | しきい値で自動 |
| Q5 | 基調講演者退場 | 転換スティング+パネルプリセット | 音響 / 照明 | パネルのカウントアップ開始 |
キュー出し:シートを機能させる規律
キューシートが機能するのは、その作法ゆえです。キューはスタンバイ、次いでゴーで呼ばれます — スタンバイはオペレーターが準備できるだけ早く、ゴーはその瞬間ちょうどに。番号の意味は本番中に変わりません。カットされたキューはカットのまま残し、後続の番号を振り直したりはしません。
規律のもう半分はリハーサルです。キュー・トゥ・キューと呼ばれる通し稽古で、間のコンテンツを飛ばしてシートの転換だけを走らせます。キュー・トゥ・キューを生き延びたキューは、本番で失敗することがほとんどありません。
キューシートが時計と出会う場所
どのキューシートを眺めても、トリガーの大半は時間の形をしています。時刻に、セグメントの終わりに、その手前のしきい値に。ショーのタイミングが共有ルームで動いていれば、そうしたキューにストップウォッチと怒鳴るカウントは不要になります。
MaestroTimer では、進行表そのものが時間ベースのトリガーを運びます。スケジュールされたタイマーが開場の瞬間を時刻どおりに発火させ、リンクされたタイマーがセグメントを次へ引き継ぎ、ラップアップしきい値がスピーカーのモニターに警告を自動で出します。ショーコーラーはインカムでセリフのキューを守り、オペレータービューでセグメントの状態を読み、部屋中のスクリーンは同期し続けます。
よくある質問
ライブ制作におけるキューシートとは?
ショーのすべての技術アクションを番号付きで並べた一覧です — トリガー、アクション、担当、メモ。ショーコーラーとオペレーターがイベントを実行するために使います。観客向けの流れを記す進行表を補完するものです。
キューシートと進行表(ラン・オブ・ショー)の違いは?
進行表はイベントをセグメント単位で描いた計画で、キューシートはその下にある技術アクションの一覧です。進行表の1行に複数のキューがぶら下がることもあります。
本番中、キューはどう呼ばれますか?
番号で、インカム越しにスタンバイ→ゴーのパターンで呼ばれます。スタンバイでオペレーターが構え、ゴーで実行。番号はリハーサル後は変わりません。
時間ベースのキューは自動で発火できますか?
タイミングレイヤーが担えます。スケジュールされたタイマーが時刻に発火し、リンクされたタイマーがセグメントをつなぎ、ラップアップしきい値がスピーカーへの警告を出します — 人間の判断が要る瞬間だけを、呼ばれるキューに残せます。
時計のキューをレールに乗せる
MaestroTimer はブラウザで動きます。スケジュール開始、リンクされたセグメント、自動のラップアップ警告、コーラーとステージの同期ビュー — キューシートのタイミング半分を、実行まで。